中村義裕(なかむらよしひろ)
演劇評論家。日本演劇学会会員、早稲田大学演劇学会会員。
少年の頃より芝居が好きで、現在までに4000本を超える芝居を観、その劇評や記録を残している。
経歴
- 昭和37年7月8日-生まれる
- 昭和61年-早稲田大学文学部演劇専修卒業
- 昭和63年〜平成2年-あつみ演劇学院非常勤講師。担当科目:「演出論」「戯曲講読」「日本演劇史」「西洋演劇史」
- 平成4年 〜平成6年-中野区主催「初心者のための演劇講座」講師。
- 平成8年8月 〜10月-杉並区主催「歌舞伎の見方・楽しみ方」講師。
- 平成7年4月 〜平成9年3月-東武カルチュア・センター講師。「歌舞伎見物ハンドブック」担当。
- 平成10年2月-杉並区主催「歌舞伎の入門から達人まで」講師。
- 平成14年から-「大塚薬報」にて「百人百役」連載中。
- 平成18年4月から-「中日新聞」水曜日朝刊「エンタ眼」月一回連載中。
著書
- 「観客席の片隅で」(2005年11月 出版文化研究会)
- ぴあ「歌舞伎ワンダーランド」(共著)
- 「舞踊手帳」(協力)
- 「歌舞伎オン・ステージ」(協力)
- 「芝居みたままきいたまま」(第一号〜第七号)
- 「歌舞伎入門事典」(監修)
- 「世界人物逸話大事典」(共著)
- 「女形無限」(協力)
- 「歌舞伎登場人物事典」(予定)
- 「ミュージカル!世紀を超えて」(予定)
賞罰
評論 研究
- 「聞き書き沢村可川」(「歌舞伎 研究と批評第11号)
- 「明治座で歌舞伎を上演することの意義」(「歌舞伎 研究と批評第14号)
- 「越後瞽女唄の研究」(平成5年度文部省科学研究費補助金による助 成研究)
- 「檜枝岐歌舞伎を中心とした地芝居の研究」(平成9年度文部省科学研究費補助金による助成研究) )
- 「江戸から日本各地への地芝居の伝播・伝承の研究」
(平成10年度旅の文化研究所助成金による研究)
- 「演劇批評」(早稲田ウィークリー 平成9年5月〜平成11年1月)
- 「幸四郎の仕事」(「歌舞伎 研究と批評第22号)
聞き書き 対談
- 十三世片岡仁左衛門(歌舞伎俳優)
- 五世河原崎国太郎(歌舞伎俳優)
- 尾上多賀蔵(歌舞伎俳優)
- 沢村可川(歌舞伎俳優)
- 曽我廼家桃蝶(新派女形)
- 成田菊雄(新派女形)
- 伊井義太朗(新派俳優)
- 淡島千景(女優)
- 市川染五郎(歌舞伎俳優)
- 英太郎(新派女形)
- 中村雀右衛門(歌舞伎俳優)
- 松本幸四郎(歌舞伎俳優)
- 天海祐希(女優)
- 室井滋(女優)
- 佐藤B作(俳優)
- 内野聖陽(俳優)
- 小川範子(女優)
- 森繁久弥(俳優)
演劇出演(トーク)
- 「歌舞伎の世界−女形のできるまで」(平成6年、平成7年10月)
- 「歌舞伎の舞台うらおもて」(平成7年1月31日 東京芸術劇場)
- 「第十二回英の会」 (平成7年4月22、23日 国立小劇場)
- 「歌舞伎の世界、女形の魅力」(平成8年2月14日 リーガロイヤルホテル早稲田)
- 「女形の魅力」(平成12年10月20日 広島エアポートホテル)
- 「テレビドラマって何だろう」(平成13年8月26日 北海道グリュック王国)
演出作品
- 三島由起夫「近代能楽集」より「班女」「熊野」「卒塔婆小町」(平成5年11月)
- 三島由起夫作「近代能楽集」
- 久保田万太郎「わかれ道」「カァル・ブッセ」(平成6年11月)
- 「ひめゆりの塔」(平成7年9月)
- 中谷彰宏作「恋愛劇場」(平成10年3月)
プロデュース作品
- 中谷彰宏一人芝居「ドア男、石を飼う男」(平成8年11月20日)
- 中谷彰宏一人芝居「合コン男、合コン女」(平成10年5月16日)
講談
- 「杉村春子伝−修羅の人−」(平成11年5月22日神田紅初演)